ここは鋼の錬金術師の二次小説サイトですので、興味の無い方、また同人等の意味の解らない方は閲覧をご遠慮願います。ぺこり
--年--月--日 (--) | Edit |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2013年08月17日 (土) | Edit |
エゴイストは16~20話UPしています。

それと、明日の大阪イベントのお知らせも!

オンリーの中止などで、余り出す機会の無かった黒バス本を持参します。

コミケでもお客様から書いていたんですか!と驚かれてしまったのですが

はい、書いていました。黒子受け本です。BLです。

ご興味のあるかたはどうぞ。

それと、色々とコミケの報告が遅れました!

今回の御土産類は、東京に居た事もあって撮影する前に食べ尽くすという愚かな事をして

すいません!皆様、大変美味しく頂きましたので。いつもありがとうございます。


それと、流石コミケですね。

一通りご購入されたお客様も居て、感激です。ありがとうございます。

冬は物理的に行けませんが、また来年の夏も行きたいなぁ~と思っています。(いや、通ればですが)

とにかく、久しぶりのコミケは面白かったです!

今回の事件は。。。。

企業ブースへ初めて行って、死にそうになりました………………まる

そして、大阪で出すはずだったコピー本の作品が、長編になったので断念しましたの。








未来予想図~愚者の楽園~


みんなは、大きくなったら何になりたい?

大工でーす!
学校の先生になれたらいいなぁ。
俺は親の農業を継ぐ。
機械鎧の技師!
錬金術師に決まっている。

──────可愛いお嫁さん。

村の小学校で隣の席に座ってた黒髪の女の子が俯いたまま、少し頬を染めてそう呟いた。
将来になりたいものは当然職業だと思っていた自分にとって、その答えは意外で衝撃的なものだった。
大きくなったらお嫁さんになりたい。
それだけを夢見ている女の子にとって、世の理や錬金術等全く興味の無いものなのだろう。
だが、それ以上に「好きな人の」とはならないのだろうかという疑問だった。
相手にとって可愛いと思われるお嫁さんになるのか、それとも自分がその理想系を追求しているのか。
そんな疑問を投げかけたら、その子は目を白黒させて言葉を失い泣いてしまった。
当然機械鎧の技師を目指すと言った幼馴染にはデリカシーが無いと責められ、弟には呆れられた。

どうやら、ここではそんな夢も立派なものだと承認されているらしい。つまり、自分は地雷を踏んだのだと判った。
リゼンブールは、決して豊かとは言えない土地で羊を育て僅かな農作物を育てて生計を立てている者が殆どなのだ。
此処では小学校で最終学歴が終わる者が殆どで、勉強は読み書きと簡単な計算さえ出来ればそれで良しとされている。
もっと勉強したかったら、イーストの街に出るか独学で本を頼りにするしかないのだ。
自分達兄弟は後者だった。知識は全て親父の残してくれた本から授かり、錬金術は呼吸するように不思議と理解出来たから。
だから、自分にとっても弟にとっても「錬金術師」は自分達の未来の職業でもあったのだ。
そう、大きくなったら当然なれるもの、なるものだと言うある意味決められていたような「職業」で、それを疑問に思ったり
それ以外を考える必要性も無かったのに………それが、全てリセットされてしまうとは。

あの小学生時代の自分は、きっと思いもしなかっただろう。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


10年後のセントラル大総統府──────


「エルリック少佐、この書類を午前中に仕上げて午後からの軍議に間に合わせて欲しいとマスタング大将からご依頼が」
おそるおそる声を声を掛けて来た新人の軍曹に対し、それまで猛烈な集中力で別の書類と格闘していた金髪が
あからさまに不機嫌な表情をして顔を上げる。
黙っていれば宗教画の天使のようだと、司令部の中でも密かに噂されている美貌の若き将校だったが
怒らせれば将軍でも平気で罵倒し、おまけに手が出るというとんでも無い無法者だという評判なのだ。
つい先日配属されたばかりの新人の軍曹にとって、まさに天使の顔をした悪魔。いや、魔王とも言うべき存在なのだが
しかし、そんな事は余程理不尽な命令を上が下した時だけで、大概の無謀な任務や命令も全てこなしてしまうと言う有能な将校なのだ。

過去国家錬金術師時代の破天荒で無謀な履歴がクローズアップされ、おまけに現大総統の覚えも目出度いという事もあって
やっかみ半分でそのような噂が立っているのだった。

尤も、先ほどの依頼者であるマスタング大将とのやり取りは、上下関係を感じさせない応酬が日常的に行なわれているので
全くのデマとは言い難いものがあったのだが
それ以上に、錬金術が使えなくなった後でも、その天才的な頭脳を使って現政権の支えとなりマスタング大将の補佐としても結果を出し

続けていた。
齢21歳の国軍最年少の青年将校は、今やアメストリス軍の中に置いてあらゆる意味で重要な存在となっていたのだ。

「俺は今大総統から依頼された書類をやっつけているんだ、話しかけるな!大将の依頼なんて、半時間もありゃ出来るからそこの箱の中に

入れておいてくれ」
ペンを持ったままビシッとそう言い切った上司に、余り年の変わらない青年軍曹はヒッと小さく悲鳴を飲み込んで敬礼をすると
危険物を入れるような慎重さで箱に書類を入れると、一目散で執務室を出て行った。
ひとり残されたエドワードは軽く溜息を着くと、また猛烈な集中力で仕事を再開したのだった。





男の子エドです!まだ校正前ですので、あしらからず。
スポンサーサイト


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。