ここは鋼の錬金術師の二次小説サイトですので、興味の無い方、また同人等の意味の解らない方は閲覧をご遠慮願います。ぺこり
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2012年11月25日 (日) | Edit |
Inspiration






act.01 魔女のスキップ






これは、夢?
それとも白昼夢。幻影なのだろうか。
1年近く音信不通状態と言うか、生死も不明だった彼女が
今、自分の目の前に居て。しかも、自分と同じ色の服を身に纏っているなんて。

おまけに、大尉の肩章までつけて────

「エドワード君。貴女、よくぞ無事で…何時セントラルに戻って来たの?しかも、軍人になっているなんて」
呆然として固まった自分を押し退けるようにして前に出た副官が、自分が質問しようとしていた内容をあっさりと口にした。
すると、目の前の金髪は、まるで自分の事は視界に入っていないかのように、副官に向かって極上の笑みを浮かべた。
「ホークアイ大尉、久しぶり~。いや、実は軍人になったのはつい3日前なんだよ」
「え?」
「その、色々と事情があってさぁ。今の大総統には借りがあるから、これは等価交換かな。とにかく、当分大総統秘書って事で働く事になったから、ヨロシク!」
「大総統の秘書に?でも、そんな人事の発表は………」
「とにかく、もっと落ちついてから改めて大総統からでも説明して貰うから。此処は一応顔合わせって事で。じゃーね~」
長い金髪のポニーテールを従えて軽やかにその場を離れた美女に、ホークアイは呆然とし、
そして、それ以上に──────
「マスタング少将。何を呆けておられるんですか。エドワード君が余りにも美人になって現れたから、驚いたのですか?」
「──────いや、その…予想外の展開に付いて行けなくて」
思わず口元に手を当てて複雑な表情をした上司に、鷹の目の女性は軽く溜息を吐く。
「素直に、逃した魚の大きさを思い知ったとおっしゃればどうですか?」
「大尉。君は相変わらず容赦無いな」
「恐れ入ります」
「いや、褒めて無いが」
「いえ、私には十分賛辞に値しますので」
「………………」
本当に、髪の毛一本の同情も無しか。
それはそうだろう。普段は自分の完璧な副官である彼女だが、鋼のの事が絡むと他の部下も参戦し自分は完全にアウェー状態になるのだから。
「それで?この事実を確かめなくても宜しいのですか」
「当然、直ぐに確かめるさ。まずは本陣に直に行くべきだろうが、流石にそれは無理がある。まずは人事部だ」
「はい」
敬礼を決めたと同時に、副官は直ぐに歩き出し。
大総統府内部とは言え、将軍である自分を放置して
鷹の目の副官はさっさと人事部を目指して歩き出したのだった。






まだ校正前ですので!
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