ここは鋼の錬金術師の二次小説サイトですので、興味の無い方、また同人等の意味の解らない方は閲覧をご遠慮願います。ぺこり
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2012年04月11日 (水) | Edit |
育ちの良さそうな雰囲気と、言葉遣いはそのままだが。
10年以上前に会ったきりのこの茶色い髪と瞳をした男は、西の最前線を仕切っていただけにそれなりに貫禄と、威厳まで身に付いていたのだった。
おそらく親族会議で集まった連中の中でも、この男はある意味異様な存在だったのかもしれない。
まったりとした裕福なセントラルの生活をしていた一族の中では、カリスマ性のある風雲児として迎えられたのだろう。
確かに、良い言い方をすれば男らしい引き締まった容貌になっていたのは認めざるを得ない。
だが、先ほどから自分に向けられている粘着質の様な視線には嫌悪感を覚えている。
この男は何時もそうだった、自分が狙った獲物は見逃さず少しでも隙があれば獲得しようと、虎視眈々と狙ってくるのだ。
正直、当時女性に対してはそれなりに経験を積んでいた自分でも、この男の手腕には勝てないとこっそり考えていたのだから。
しかし、今はもう違う。
当時のトラウマも其処まで引き摺っていない。だが、この男の本当の目的が判るまでは動かない方が懸命だろう。
ロイはそう結論付けると、改めて今回の訪問の目的を探った。
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