ここは鋼の錬金術師の二次小説サイトですので、興味の無い方、また同人等の意味の解らない方は閲覧をご遠慮願います。ぺこり
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2010年08月26日 (木) | Edit |
此処に書くの忘れていました。
新しく来られたお客様から、完売品が読みたいとのコメントを頂くようになりまして。
いや、前々からボチボチと来ていたのですが。
近頃体調も良い感じなので、早速と思い青年Rくんを完璧にしようと目論んでいます。
それと、インフォも更新しております!
何しろ、思った以上に江戸草紙が早く無くなり吃驚です。
今私の手元にも数冊しか無い状態なので、冬コミまで業者に残っていましたら引き取ってイベント売りしますね。
それと今回、baw-wawと郵便少女を持参するのを忘れてしまって…………申し訳ないです。
わざわざメモを持って来てくださっていたのに。
一応今年は10月の大阪に参上しますので、その時に是非に!

そして、今絶賛製作中の男の子!まだ校正前ですがwww



そして、少年は恋をする





act.01



気が付かなければ良かったと、今も後悔している自分が居た。
あの時、あの場所で会わなければ…………
自分達はお互いに家庭を持っても、きっと良き友人として付き合うことが出来ていたかもしれないのに。
ああ、本当に。運命の悪戯。いや、悪魔の仕業。
とにかく、自分達は最初から何もかも間違ってしまったのだ。


─────拙いと思った時にはもう遅かった。
その夜。東方の繁華街を少し外れた路地裏で、自分は襲って来た物盗りの男をコテンパンにのした後で意気揚々と表通りに飛び出したのだ。
そして、偶然にも出会ったのは。大人の男女の痴話喧嘩。
いや、一方的に男がやられて居たと言うべきか………しかし、問題なのはそんな事では無かった。
女性に罵倒されているその黒髪の男が、自分が見知った。いや、ぶっちゃけ言うなら昼間司令部で会ったばかりの……

ヒステリックな高い声で、思いっきり怒鳴っていたブロンド美人は
綺麗に伸ばてマニキュアで飾られた白い手で、今度は男の頬を思いっきり引っ叩いた。
─────いい音だ。あれはまともに入ったな。

「ロイの馬鹿っ!貴方、女を馬鹿にしているんでしょ。いいえ、男も女も全部よ。貴方なんて人を愛した事も、愛する事も出来ない人なんだわ!」
そう一気に怒鳴った女性は、そのまま大通りを駆け抜けると、どうやら待たしてあったらしい黒い車に飛び込むように乗って
そのまま夜の街を逃げるように走って行ったのだった。
─────すげぇ。大人の世界だ。
夜食をたんまりと詰め込んだ紙袋を抱えたまま、呆然と自分はそれらの一連のドラマのような物語を見詰めていた。
エドワード・エルリック。齢16にして、男と女の愛憎劇をこの目で初めて見てしまった。
偶に居酒屋で親父達が自慢する作り話や、女達の噂する恋愛物語とは迫力が違う。
何しろ、今起こったのは現実!「実況」なのだ。こんな事はこれからの人生滅多に無い事なのだろうが、それでも良い体験になった。
自分も何れ大願を果たした暁には、可愛い女の子と恋愛する事になるかもしれないが。
目の前の上司。ロイ・マスタングのような男だけにはなるまい。
ホントにこの男は、仕事で無能と副官に呼ばれているだけでは足りないのだろうか。
こんな私生活まで乱れているとは…………それで良く次期大総統になるなどど豪語出来るものだ。
確かに見た目は良いし、国家錬金術師だし、国軍大佐ではあるが。それでも、あそこまで女性に一方的に罵倒されるなんて余程酷い男なのだろう。
いやいや、ある意味これは自分の為にも勉強になったのかもしれないな。─────決してこんな男にだけはならないでおこう。
この一言に尽きるだろう。そうだ!この事は弟だけには報告しておかねば。
あの弟も結構純粋培養的な所があるから、こんな生々しい男女関係の事は実際に見るより
自分から話す位で調度良い。よし、じゃあ早速宿に戻って─────

そう結論付けて、身体をくるりと反対方向にし。足を一歩踏み出した所で、自分の動きはガクンと止められてしまった。
「何すんだよ!大佐。離せ、俺は猫じゃねーぞ!」
文字通り首根っこを掴まれた金髪の少年がバタバタと暴れる。
が、大佐と呼ばれた男は叩かれた左頬を摩りながら、片手で少年を軽々と持ち上げていたのだ。
「鋼の。久しぶりだな」
「阿呆!昼間司令部で会っただろうがぁ!」
「だが、君は報告書を提出すると早々に消えてしまっていた。私が軍議から戻るまで待つように伝言していたはずだが」
「…………そうだったか?」
目を逸らして惚ける少年に、漆黒の男は引き攣る頬を庇いながらも悠然と微笑む。
「そうか、君は頭脳明晰だが耳は悪いらしい。一度調べる必要があるな、そうだ、見ての通り私はこれから暇になったからね。ついでに君の身体検査をしてあげよう」





ロイさん、大分変態入っていますwww
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